Melt into the Ocean

18:30油壺を出発。この日はグラッシーで穏やかな風の心地よい最高のコンディション。これから太陽が沈んでいくところ。夜の海に入って行くのははじめてなので少々緊張、でもゴージャスなトワイライトスカイに包まれて、心地よくパドルを開始。太陽、富士山、大島、海面、雲、すべてピンクオレンジに染まります。

グラッシーな水面 静かな海

すこしずつ日が沈み、徐々に空の色がディープブルーへ移り変わり、ピンクからディープオレンジへ、月も登場。つながった空なのに場所によってちがう色。右向くのと左向くのとぜんぜん表情がちがう。ココロの中みたい。。

ピンクオレンジの空と海
月が登場

空がネイビーへと変わってきたので、いよいよ夜光虫を見るために湾内の静かな場所へ移動!ガイドの寺田さんの赤いヘッドライトをたよりに、後をついて進んでいきます。

空も海もディープネイビーに、そろそろ夜光虫タイム

空はディープネイビー、夜空に変わると月が存在感を増してきました。水面は月明かりでキラキラ。ようやく”夜光虫タイム”。夜光虫は、ホタルのような光る虫ではありません^^;) プランクトンです。プランクトンが刺激を受けると青白く光るのです。ここからは写真はありません。

夜光虫がよく見えるように、暗闇を求めてマングローブのような木々の間に入り込んで行きます。木にひっかかりながら木の下を潜って、パドルで水をクルクルとかき回したり、手を動かすと、その周りに青白い光が見えます。みんなでクルクル海をかき混ぜます。見えた〜!!という私たちの声が響く湾内。負けじとキジがキーキーと鳴いたり、魚がこれでもかという勢いで海面に体を叩きつけるように跳ねたり、セミが大合唱していたり、それぞれの生き物がそれぞれの活動に勤しんでいます。人間も魚も鳥もみんな同じ環境をシェアして生きてることを実感。

海をかき混ぜすぎて、腕が疲れると、ボーっと月を眺めたり、勢いよく飛び跳ねる魚に感心したり、北斗七星のひしゃくを確認したり。自然の音しか聞こえない、人間じゃない生物と一緒の場をシェアしていると、時間の感覚がなくなり、自然の一部に溶け込んでいる感覚に。いつもの世界とはぜんぜんちがうところへ行った2時間でした。

Traveling on the water – Kayaking

いつもとはちがった海の楽しみ方、この日は海上トラベル”カヤック”です。

リジットカヤックは細くて長くて、海の上を早く進むための形なのですが、最初はちょっと不安定^^;) でもバランスをとれるようになったら、あとはコアを使って肩甲骨から腕を動かしてパドルします。二の腕やお腹が引締りそうな動き⤴︎すこしずつ慣れてくると、あ!あの地層がおもしろい!と岸に近づいてみたり、余裕ができると友達の方を振り返って写真を撮ってみたり、だんだん自由度が増していきます!

この日はお天気がよく、風もなく、カヤック日和でした。油壺マリンパークの下にあるボートハウスから、漕ぎ方や注意を聞いて、ライフベストを着用して、いざ出発!勢いよく飛びたし、いきなりチン(沈)しそうになりながら、内ももとコアにキュッと力を入れてリカバー^^;)漕ぎ出すとすぐに右手に木がうっそうと茂った岩場の風景。そして奥から滝の音が!「テラさん、ここに滝があるんですね!すごい〜」と騒いでいると、「昨日の雨がまとまって海に流れているところ」とのこと、滝ではありませんでした。。。

漕ぎ出してすぐにこの景色 ここは神奈川!

さらに奥に進んでいくと、まるでマングローブが生い茂るような光景。生まれも育ちも神奈川の私はもともと神奈川びいきですが、この光景をみたら、ますますお国自慢に拍車がかかりそう。5月の木々の鮮やかなグリーンと素晴らしい透明度のエメラルドグリーンの海の色。ブルーとグリーンのグラデーションを自分のペースで進んでいくと、なんだかうぁ〜という感じになります。何かを頭で考えられなくなる状態で、ただただ漕いでいく。自然と景色の移変わり、自分の身体感覚、そして一緒に漕ぐ仲間だけ。

マングローブみたい 地層もユニーク

無心で漕ぐこと2時間以上、身体感覚は、「空腹」となります。無人ビーチに上陸。ずっと足を踏ん張って漕いでいたので、カヤックから立ち上がる時には小鹿状態。ヒザがカクカクしながら上陸、徐々に足が伸びてきて陸の生物に戻る。今日のランチは、タコス!ガイドの寺田さんがフラットな岩をテーブルに、手際よくランチのセッティングをしてくれました。ジューっと香ばしいタコミートの香りで、空腹MAX。デザートのフルーツポンチも堪能!寺田さんは、海と山の両方のエキスパート、初心者から上級者までをガイドする日本有数のガイドさんです。海の話、山の話、色々なお話を聞きながらのランチタイム。

ランチタイムは無人ビーチに上陸
テラさんがタコミートをクック おいしそうな匂い
岩のテーブルでタコランチ
ごちそうさまでした!無人ビーチを出発

午後は気温が上がりすこし風が吹いてきました。お腹いっぱいですっかり気持ちがゆるみ、沈しちゃうかも、と思いながら出発。いざ、風が吹いてすこしうねりが入ってくると、カヤックを漕ぐことが楽しくなり、体重を左右に移動したりしながらコントロールすることもたのしくなってきました!もうちょっとウネリをとらえてクルージングしたいなどと初心者らしからぬことを思っていたら、ボートハウスが見えてきました。みんなで無事に上陸!

ただいま〜 ボートハウスが見えてきた

いつもはサーフィン、ビーチから見えるところで波をキャッチして自然のパワーと一体化することを楽しみにしていますが、今回は海上トラベル。ランチを持って好きな場所に上陸する自由さ、陸からは見えない景色、うねりや風に手伝ってもらって移動する海の新しい楽しさを堪能しました。aki

ワクワクしている時

わたしはあまりSNSをアップできない。。

そこで気づいたことがある。

ワクワクしている時、そこに携帯がないからだ!

でも、最近そのワクワクな瞬間を画像に収めていただいた!

ほんとにたのしい時、携帯で写真撮る余裕はない。

変わらないことと変わること

毎年ハロウィンがきたら、今年もそろそろ終わりだなという気分になる。今年がよい年だったと思える人は世界中にいないと思うけれど、よくもわるくも何かのきっかけとなる年になったことは間違えないと思う。否が応でも何かが前に立ちはだかり、考えなくてはならないきっかけとなった。

人は自然から原材料を採取して加工するのに二酸化炭素を排出し、地球温暖化と大気汚染が進み、開発された自然の中から野生動物が拡散し、野生動物を宿主としていたウイルスとほ乳類が接触する機会が増え、それが原因となってパンデミックが起きて、そのことで人の活動が制限され、結局は文明が停滞する。自然は壊れるし文明も停滞となると、今までのやり方を続けることが誰の役にも立たないということに気づいてしまった。これまでの経験を踏まえて、この負の連鎖から脱却しながら進んでいくフェーズになった。

と、俯瞰的なことを考えながらも、普通の生活もタンタンと送り、十数年ぶりに強制終了のように出張もなくなり、じっくりと家で仕事をして普段できなかったことができたりもした。ちょっと身の回りがすっきりしたり、いらないものが多いと反省したり、キャンドルづくりをはじめたり etc…  掃除したり、洗濯したり、お食事をしたり、家族と話したり、ケンカしたりして、おそらく何千年前の人も今の人も家でやってることって変わっていないと思う。

時代や場所の区別なく、いつでもどこでも、5000年前のインドでも、「幸せに生きたい!」という気持ちは人類共通の変わらない願いだ。幸せで、できればツライことも極力避けられたら最高!と思っている。だからヨガの哲学も編み出されたし、テクノロジーも進化した。先人たちは頑張って文明を推し進めてきたのだか、ここにきて、サステイナブルなやり方をしないとうまく進んでいかないことが分かった。結局、自然と調和を持って共存して生きていくことが、幸せに生きることにつながるということだ。そもそも私たちも自然と同じ要素で地球上にあるもので形作られ、それは他の動物や植物とも一緒、地球も宇宙からできているものだから、生きているものも含めすべてのものは宇宙MADE。こうなってくるとヨガの世界観になる。私たち人間はマイクロコスモスで、マクロコスモスと同様の機能が備わっている、つまり私たち自身も自然そのもの。となると、自然とも共存、人同士も調和を持って共存していくことが、幸せに生きることにつながる。

世の中は5000年前とは様変わりしている。5000年前の人と現代の私たちはちがう生活をしている。使っているものはちがうし、仕事もちがうし、様々なことが変化して今に至っている。でも変わっていないことは、できるだけツライ思いをしないで、幸せに生きること。そのためのアプローチは、時代によって状況が変われば、手法が変わる。幸せになるためのヨガの最強ツール、マントラはパワフルだ!と言われても、現代人にはすぐにはピンときづらい。だってSPORTIFYやBAND CAMPで魂を揺さぶられるような音をいつでもどこでも聴けるし、自分でイフェクトをつけて素敵に唄うこともできるし、ライブの臨場感だってあるし、いつでも刺激的な音であふれている。でもライブもSPOTIFYもレコードもなく、照明もなくて太陽が沈めば灯がない時代の人たちにとって、みんなでマントラを唱えれば、身体にズンズンと響くし、自分の声が脳に響き渡りそれは刺激的でスペシャルな経験になっていたはず。しかも、最近の科学では、同じワードを繰り返し発することにメディテーション効果があり、心が鎮ることも解明されている。ヨガのアーサナだってそうだと思う。何千年も前の人は、車もないし飛行機もなく、すべて自分の身体を使って何かを行ってきた。その人たちにとってのアーサナと、様々な道具を使いこなして瞬時に遠くの国の人たちと情報共有でき、日々座ってばかりいる私たちにとってのアーサナは同じ感覚ではないはず。身体感覚もちがうはず。私たちは自分のハートビートを感じる繊細さがない人が多い、一方で昔の人であれば夜に動物の鳴き声や虫の声しか聞こえない中では、毎晩自分のハートビートが聞こえていたかもしれない。ここ数十年ですら違いがある。バブルでノリノリの時代には、ガッツリ動くヨガが流行り、大量の汗をかかなければヨガの効果はないと思われるような時代もあったし、みんなが情報過多でつかれている現代には静かなヨガに人気がある。ヨガはもともとバランサー、調和をとるためのツールだから、その日の調子や時代や年代によってピッタリくるものが変化してくると思う。やる手法が変わっても、目指すところが変わらないこと。いつだって最も大切なことは一見して分からない深いところにある。だからいつでもどんな状況でも大切なものを見ぬく力を養っていきたい。

Diversity is ever changing nature

IMG_3229

養老孟司氏(東京大学名誉教授)の言葉:「みんな生き物を軽く見ているんだよ。そんな簡単じゃない。特にコロナウイルスのように微細なものは、構造はわかっても、人間にどう影響するかは未解明。皆、自分という人間のことがお留守になっている。その人間には、同じウイルスに感染しても体質や遺伝的に亡くなる人もいれば、元気な人もいる。それが生物多様性。そもそも生物が色々あることを「多様性」の一言ですますのがおかしいし、人間には都合がよくない新型コロナも多様性の一つ。登場してしまったからには、共存するしかない。自分の一部だから人とも会えず、経済は止まる。しかも、いくら人工的に安全な環境をつくっても、自然は多様で絶えず変化するから、頭で考えたシステムでなんとかなると思わないほうがいい。世の中も自然も、思うにまかせぬものだから、起こったことはしょうがない。その結果をいかに利用し、生き方を見直すかで先行きは違ってくる。日本の敗戦経験と同じだ。稲を丁寧に育てれば秋には収穫がある。それと同様、まずは身のまわりにある自然を手入れし、住みやすい社会をつくることから始めたら如何だろうか

養老猛司先生の言葉は、身に響きわたります。コロナウィルスも生物、私たちも生物。コロナは私たち人間には都合の悪い生物。でも私たちの体の中にはたくさんの微細な生物が住み、共存することで生かされています。自分たち人間が自然の一部であり、私たちの心身もまた自然であることをよく知り、リスペクトすることを思い出さなければいけないし、人間が肉体を持っている限りは、自然との調和なしには生きることができないんだということに、あたらめて思いが巡ります。

コントロール可能でノイズのないデジタルの恩恵を満喫している私たち自身は、コントロール不可能でノイズたっぷりの有機的生物です。私たちのまわりのことはデジタルでコントロールできることが多くなってきているけれど、それをコントロールしている自分たちはノイズたっぷりでコントロール不可能という矛盾。。。コマンドZでひとつ前にすぐに戻れないし、コマンドCPでコピペできないんです。。私たち。しかもかなり複雑なつくりをしていて60兆個の細胞持ってるし、その細胞にはミトコンドリアが住んでいるし、外からの影響も受けやすいし、だからつねに心身のケアとメンテナンスが必要です。先人たちが紡いでくださったヨガが必要です。

でも人類は、コントロール不可能な自然や社会に大変な思いをしてきた経験から、さらなる進化を求めてデジタルのコントローラブルなノイズフリーな世界を作ってきたし、今もそれを願って社会ができているわけで、その矛盾というか両面をエンジョイできるバランスポイントをつねに探していくことが大切なのか。もしくは、いつの日か私たち自身もノイズのないものへと進化していくのか???そうなったら、ヨガは必要のない日がいつの日かくるのかもしれない。。。。人間の進化はどうなっていくのかな。。。。。

 

we are all made of stardusts☆

子どものころから、どういうわけかストーンとシェルに惹かれ続けています。海岸で気の合うシェルやストーンと出逢うとすぐに拾います:} 。家族からはまたゴミを拾っていると言われるものの、私にとっては大切な宝物。シェルやストーンは大きなガラスボトルに大切に保管され、眺めたり、想いをはせたりします。理屈なく、ただなぜか好きなんです。。でもそれは昔から人類共通の感覚です!ストーンやシェルは世界中の人々から大切にされてきました。

ストーンとシェルの共通点を考えてみると:

  1. ナチュラルメイド:自然にできたもので、one & only
  2. 時を重ねている:どこからやってきたのか分からないが、ここに流れついた
  3. あじわい深い:美しいもの、個性的なもの、それぞれがよい味を出している
  4. 自然の造作:人が考えたら思いつかないようなデザイン

拾いものだけではなく、丁寧に採掘されたクリスタルにももちろん!ワクワクを感じています。完璧に加工され成形されたものよりも掘り出された魅力を残したラフなものが好みです。個人的には、クリアクリスタル、ターコイズ、ラリマー、ムーンストーンがとくに大好きです!気の合うものを旅や日々のお供にして、お守りのように身につけたり、持ち歩いたりするのが、スタイルです。気の合うものは、手に持ったり眺めているとハートがワクワクと反応し、出逢いだ!と感じます。石の客観的な価値とは全く関係ない選び方です。

sernya crystal jewelryのあやさんとは、SURFCITYがオープンした頃に宮崎で出会ってから、何度となくお会いし、作品をお願いしたり、あやさんの作品を見に行ってはため息をついたり!いつかPOPUPをさせていただき、皆さんにご紹介したいと思い続きてきました。あやさんが作品を作っているときには、身に着ける方と作品との調和を想っているそうです。私とヨガとの関係も調和です。セルフプラクティスもその時々の自分のコンディションに合わせて、今は何が必要なのか?ある時は呼吸とメディテーションだけ、でもある時はガッツリとハンドスタンド、と調和をとることを常に考えています。レッスンを担当させていただく時には、季節や時間帯に合わせた内容で、参加してくださった皆さんがカラダとマインドの調和を感じていただくことを目指しています。かれこれ構想3年ぐらい?宮崎時間で流れた二人の想いがようやくご紹介できる機会となりました。

sernya crystal jewelry POPUP STORE @BLUE多摩川は、こちらから詳細をご覧ください! https://www.blue-tamagawa.jp/info/news/3681/

今回は、ヨギーニのために、あやさんとコラボしたマーラも出品されています。めずらしい極小ルドラクシャと極小ガネーシュヒマール産のクリスタルの2タイプで、いづれも108個で作られていますので、チャンティングされる方にもぴったりです。ネックレスとしてだけではなく、手首にグルグルと巻いてブレスレットにもできるので、お数珠感が抑えられ普段から楽しめます!

 

Healing tools

自分を癒やしてあげるためのヒーリングツールは、多いほどよい。疲れきって1mmも動きたくない時もあるし、疲れているけど何かしたい時もあるし、思い切りカラダを動かしたい時もある、疲れにはいろいろなタイプがある。まずは、自分の中で何が枯渇して疲れているのか探ることが一番。それは頭で考えるのではなく、何をしたらワクワクするかココロに聞いてみる。ワクワクは、結構単純でカテゴリーがない。ワクワクするかどうかだけ。

ここのところ、ワクワクを感じるのは、フラワーアレンジメント。花を自由に活けると感性も喜び、それぞれのお花と触れ合うとお花の個性や息吹を感じてワクワク。お花は枯れていく時も大好きで、枯れつつあるお花を活かすこともたのしみに。ここ何年もお花からすこし遠ざかっていたけど、ぐいぐいとお花に惹かれるのは、なんだろう?なんて思いながら、お花たちにHealing Powerをいただいています。

JUST LAUNCHED! Community Park

ここまで10年間アウトドアフィットネスというコンセプトで各地にクラブをつくらせていただく中で、ヨガやトレイルランニング、サーフィンやSUPを楽しんでいらっしゃる方々の多くは、もともとアクティブで健康にも関心が高く、自分から行動できる方々でした。一方で、何から始めてよいのかわからないし、カラダも調子よくないし、私にはムリだわ、とクラブに来ることすらためらうたくさんの方々のことがずっと気になっていました。Community Parkはそんな心身の健康のキッカケを掴みたい方たちに向けたプロジェクトです。

2018年9月、その今まで気になっていた方々向けのCommunity Parkプロジェクトがスタートしました。いつものお買い物や通勤のついでに気楽に立ち寄ることができる場所。いつも来る人と顔見知りになり、一緒にトレッキングしたり、ちょっとむずかしいヨガのクラスにも挑戦したり、腰痛の悩みを話合ったり、ここに来ると知り合いもいて楽しいし、ココロもカラダも元気になるなー、という場所を目指しています。

New Studio!

毎日登山のクラブハウス、スタジオができました!

私はスタジオをつくる時に、インストラクターさんやプログラムのコーディネーション、空間デザインのすべてやらせていただいています。そして、みずからもレッスンを行います。こんな幸せなクリエイティブはありません。私が完成させるのではなく、ここに集う人やエネルギーがクラブやスタジオを成長させていくものだと思い、成長の余白を残しながらつくっていくことを心がけています。このクラブで、どんな出会いやストーリが紡ぎ出されていくのか、本当に楽しみです。神戸の皆さまに愛されるクラブになりますように♡

毎日登山という習慣

神戸には明治30年代から続く毎日登山という習慣があります。毎朝早起きしてみんなで山を歩くという習慣です。街と山が隣接している神戸では、街からすぐにトレイルに入ることができます。老若男女それぞれのペースで、レベルにあったルートを選ぶことができる豊かなトレイルと街が共存しています。

毎日登山のステーションの「燈籠茶屋」は、朝5時にオープン。友達でも友達でなくても、みんなでたのしくおじゃべりをして、朝食を食べて、コーヒーを飲んでいます。ここでは記帳がルール、立ち寄ったら署名をしていきます。誰が何回登ったか分かるように掲示もされています。何千回、何万回と登っている方もいらっしゃいます。杖をついて、ゆっくり自分のペースで登ってくるシニアの方々もたくさんいらっしゃいます。毎日登山を続けてきた先人たちの杖は、茶屋の横にある杖観音堂に収められ、大切にされています。

自然との調和、人との調和を一生続ける「毎日登山」は、理想です。ムリなく続けていくことが一番大切。